入所式や学科1の受講も無事に終え、
いよいよ技能教習開始…!
かと思いきや、
技能教習の1回目はまだ車を実際に運転しません。
トレーチャーと呼ばれる模擬運転装置を使い
基本的なことを1時間で学びます。
予定表などにAT模擬と表示されます。
今回はトレーチャーを使ったその流れについて
実際の体験を交えながら説明しますね。
技能教習始まるまで
まず、技能教習ってことで
配車票を出力し、教習原簿を受け取ります。
時間になるとインストラクター(教官)が
名前を呼んでくれるので
呼ばれるまではフロアで待機します。
自習するもよし、本読むもよし。
始まるまでは自由に過ごしましょう。
トレーチャー教習は複数人で受講
インストラクターに名前を呼ばれて
トレーチャー(模擬運転装置)がある教室に案内されます。
教習所にはトレーチャーが複数台設置されているので
このAT模擬の教習では3~4名くらいの生徒と一緒に受講します。
トレーチャーはどんなものか
見た目はゲーセンにあるような
こんなドライブゲーム的な感じです。
トレーチャーで学ぶこと
トレーチャーを使って学ぶのは
・発進手順の基本操作
・エンジン停止手順の基本操作
です。
次回からの技能実習で実際に自分で発進と停止をするので
この操作を覚えておく必要があります。
① ブレーキペダルを踏む
② ハンドブレーキが上がっているのを確認する
③ シフトレバーが「P」になっているのを確認する
④ エンジンをかける(エンジンキーを回す)
⑤ シフトレバーを「D」にする
⑥ ハンドブレーキを下ろす
⑦ ルームミラーで後方確認
⑧ 発進の合図(右)を出す(ウインカーレバーを下げる)
⑨ 左後方・右後方の確認(目視)
⑩ 発進
① ブレーキペダルを踏む
② ハンドブレーキを引く(上げる)
③ シフトレバーを「P」にする
④ エンジンを止める(エンジンキーを手前に回す)
⑤ ブレーキペダルを離す
文字だけだと最初は??となりますが
インストラクターさんに教わりながら操作するので
心配いりません。
イメージしやすく実際の車画像で
それぞれ何を指すか説明しますね。
ブレーキペダルはコレです
ハンドブレーキはコレです
駐車する時はハンドブレーキを上げます
シフトレバーはコレです
ここでPとかDとかに切り替えていきます
エンジンキーは
キーを回すことでエンジンが掛かります。
比較的新しい車種はエンジンボタンだったりします。
ルームミラーはコレです
実際に車に乗る時、自分の見やすい位置にセッティングします
合図を出すときのウインカーレバーは
発進する際に右へ合図出すので下へ下ろしましょう
ひたすら発進と停止の操作をするだけ
トレーチャーを使用した模擬教習は
教本にある手順を見つつ
ひたすら発進と停止の操作をするだけ
です。
退屈かもしれませんが
ここで覚えておかないと
次回以降は実際に教習車に乗車するので
叩き込んでおかないとまずいです。
インストラクターさんが教えてくれるから大丈夫
トレーチャーで車を走らせた感想
発進でアクセルペダルを踏んで
トレーチャー画面にある道路を走る操作もしますが
え、これでいいの?
って気持ちになります。
私の場合、どのくらいスピードを出せばいいのかわからないので
おそるおそる加速していました。
そして、カーブでうまく曲がれず
コースをはみ出すこと多数。
模擬教習が終わる頃には
正直、ちゃんと運転できる気がしねぇ
とすら思う事態に。
あっという間の1時間だったけど
次回の技能教習まで一抹の不安を抱えることになるのでした。
トレーチャーの運転操作がうまく行かなかったとしても
あまり気にしなくても大丈夫ですよ